仏教その教え、経典の中で最高峰にあるのが法華経・そしてその中心は如来寿量品ということです。漢訳が内容が違うとか、後で付け足されたのがあるとか、いろいろ言われているけれども 今に伝わって来ている内容が大事と俺は思っています。如にょと来るもの＝我々の生命 これが永遠と説いているわけです。このことが仏の悟りであり仏教の根本だと思います。この悟りを得るために仏道修行をするわけです。頭で、知識として理解するのではなくて 感得、体得ということです。これが本当のことなのかどうか実験証明する価値は一生かけてもいいくらいあると思います。その方法とは？ 法華経といえば日蓮ということだと思います。Γ日蓮が弟子といって法華経を修行せん人々は日蓮が如くにしさせたまえ」「無始の生死を留めて此の度決定して無上菩提を証せんと思はばすべからく衆生本有の妙理を観ずべし、衆生本有の妙理とは・妙法蓮華経是なり故に妙法蓮華経と唱へたてまつれば衆生本有の妙理を観ずるにてあるなり、」真筆とは認められてはいないかもしれませんが 当体義抄の「至理は名無し-・・・之を修行する者は仏因・仏果・同時に之を得るなり、」真筆の「釈尊の因行果徳の二法は妙法蓮華経の五字に具足す、我等この五字を受持すれば、自然に彼の因果の功徳を譲り与え給う」 こういったことだと思います・ 大学抄（月水御書）には常の御所作には、方便品の長行と寿量品の長行とを習い讀ませ給ひ候へ。とあります。 方便品の長行とは世雄偈ということだとおもいます。
