はぐれ日蓮の信者のつぶやき(NHK・さまよえる魂の行方を見て)

【ちかき現象をひいてとおき信をとるべし】という御文があります。実際に起こっている事をみて、信じられないということであっても信じろということです。当たり前のことであり科学的ですよね。仏教は基本的にそおいうことです。

番組ではSPR(Society for Psychical  Rescarch・心霊研究協会)の人たちや、意識の科学をしている人たちが出てきて意見をのべています。臨死体験とか、【生まれ変わり】などです。キュリー夫人も・霊が物を動かす・とかの研究をしていたそうです。未知のエネルギーに凄く関心を持っていたそうです。彼らは徹底的にデータ・証拠・事実を集めたそうです。まさに科学者ですね。ノーサンプトン大学 心理学者 キャル・クーパーさんは(超常現象の99%は心理的要因・環境的要因で説明がつく、しかし1%はどうしても説明がつかない)と言っています。心臓が停止しても脳は30秒ほど活発的に動いているそうです。Gロック・臨死体験に関わることとかいってました。体脱体験者の話もあります。脳科学の発展でいろんなことがわかってくるかもしれません。

でも脳科学では説明できない現象があるということです。それが【生まれ変わり】ということです。【さまよえる魂の行方】に関わってくるわけです。

前世の記憶の研究者、イアン・スティーブンソン博士 などが紹介されています。『巨大な誤りをおかしているか・20世紀のガリレオと呼ばれるのかどちらかであろう』と言われていたようです。【生まれ変わりとしか言えないような事例】があげられていました。信じようと信じまいと、認めようと認めまいと、現実のことです。

この研究をつうじて精神医学のジム・タッカー博士は【この世界には単なる物理法則を超えるものがあるのだと、そして物理世界とは別の空間に(意識)の要素が存在するのだと(意識)は単に脳に植え付けられたものではないのです、おそらく宇宙全般を見る際に全く別の理解が必要になってくるでしょう、現在の宇宙観は宇宙を単なる物理的なものとし、物質的なもの以外は存在しないとしています、しかしそれらの見方を見直し常識とは異なる方法で見る必要があります】 と語っています。

アリゾナ大学のスチュアート・ハメロフ博士(意識研究センター所長)は『意識は重力や時間、空間にとらわれない性質を持ち・生きているときは、脳に納まり・心臓が止まると宇宙に拡散する・私たちは皆宇宙を通してつながっていると考えられる』と語っています。

やっとこの人たちは仏教の考え方、捉え方にちかずいてきたということです。誰か教えてやってください。【 あなた方が求めている答えは既にあるんだよ】と!

科学的な考え方(帰納法)ではたどり着けないのです。仏教は【悟り】から始まります。 その入り口は【信】から始まります。【以信得入・以信代慧】でも盲信ではないのです。

大切なことは不可思議なことに蓋をすることではなく、あくまでも真実を追い求めるその姿勢だ とか カール・グスタフユングが曰く【私は自分で説明できないもの全てをインチキとみなすという昨今の愚かしい風潮にくみすることはしない】などの言葉がありました。

仏教では人間を一念三千ととらえ、分析しています。経文に【我実成仏己来 無量無辺百千万憶那由他劫】とあります。これが悟りの根本です。 【我・われ】百億人いようと、何人いようと、【その数だけ我がある】が遥か昔から存在してきている、ということです。我には三千具足ということです  宮本武蔵とか日蓮(名前とかかわっている)が今の時代いないというのはこの経文を読めないということです。そんな人が仏教(仏の教え)を説く資格はないということです。 我々自身が妙法ということです。

 ※【妙法蓮華経とはその体何物ぞや、答う十界の依正即ち妙法蓮華の当体なり、問う若し爾(しか)れば我等が如き一切衆生も妙法の全体なりと云わる可きか、答う勿論なり・・・】 当体義抄

【凡そ妙法蓮華経とは我等衆生の仏性と・・・三世の諸仏の解(さとり)の妙法と一体不二なる理(ことわり)を妙法蓮華経と名けたるなり、】 法華初心成仏抄

【月こそ心よ・花こそ心よと申す法門なり。】 白米一俵御書

大海から取り出された【一滴の雫】その雫 それ自体が大海そのものなのです。

2020年9月22日 追加編集 ※